ボートレーサーという、生き方。

ボートレーサーを目指す

やまと学校での学び

やまと学校とは

やまと学校は、一般財団法人日本モーターボート競走会が運営する、日本で唯一のボートレーサー養成学校です。
ボートレーサーになるためには、全寮制のやまと学校で1年間訓練を受け、国家資格(資格検定試験)に合格することが必要です。やまと学校では、ボート操縦技能やモーター整備の技術などを学ぶとともに、共同生活を通して社会人としての基本を習得します。

やまと学校 養成課長からのメッセージ

やまと学校では、日々の取り組みすべてにおいて、規律と礼節を保つこと、そして迅速で機敏な行動が求められます。そこにはきちんとした理由があります。 やまと学校ではわずか1年で、プロとして必要な技術や知識を習得しなければなりません。極めて短い時間でそれを達成するためには、機敏に動き効率よくカリキュラムに取り組まなければならないのです。
また、ボートレースは公正・安全であることが基本であり、常にファンに見られていることが大前提の競技です。ボートレーサーとしての技術や知識を身につけることは当然のことであり、それを駆使し、与えられた条件の中でベストを尽くし最後まであきらめない姿勢を求められるのです。教官が、時に叱声で生徒たちを厳しく指導する背景には、「他者から見て、ベストを尽くしているか否か」という基準があるのです。
私たち教官も自らを律し、率先垂範の心でみなさんと向き合います。入学は、プロへの準備期間でしかありません。その先を見据え、素直な心と向上心を持って飛び込んできてください。

どんなことを学ぶの?

[ 乗艇(技能) ]

1年を通じ、前半と後半で次のようなことを学びます。

前半/ボートを操れるようになるための、基礎を学びます。ボート・モーターの運搬からはじめ、モーターをボートにセットすること、パドル(櫂)を使ってボートを漕ぐ訓練を行い、その後ようやくモーターを始動しての操縦となります。モーターを使った訓練はモーターボートの状態や水面状況の把握等を行う慣熟航走からはじまり、単独でターンマークをしっかりと回る基本旋回の演練を中心に、レースの勝敗に直結する大切な技術であるスタートの練習も行っていきます 。


後半/単独での基本旋回の質を高めつつ、いよいよ後半に入ります。後半は、より高度かつ危険度の増す実戦形式の訓練になっていきます。最初は2隻での、互いの位置を変えず同時にターンマークを旋回する「マクリ」、互いがマーク付近で位置を入れ替え交叉し旋回する「差し」を繰り返し行い、徐々に隻数を増やしたり、隊形やパターンを変化させ難易度を上げていき、最終的には6隻によるレースを行えるようにしていきます。訓練の締めくくりは、卒業の日に行われる卒業記念競走の場で、成長した姿を父兄、ボートレース関係者にお披露目する感動のシーン。これまでの歴史で5名の女子生徒が優勝しています。


[ 整備(技術) ]

実際のレースでは、各レーサーはレース前日(前検日)にレース場入りし、使用するボート・モーターを抽選で割り当てられ、自ら整備を行い、性能向上のためのセッティングを施します。整備やセッティングには規定(基準)があり、違反すると出場停止などの罰則が科されます。やまと学校では、基礎的な技術について学びます。整備の訓練は、モーターの仕組みや各パーツの役割等の知識を習得することはもちろん、モーターの分解と組み立ての演練を行い、正確かつ丁寧な作業を心がけるだけでなく、時間制限を設け、実戦に対応できる迅速さを身につけます。後半になるといかにしてモーターの性能を向上させるかを考え整備し、水面を走り、変化を感じ取る力を養います。また、重要なパーツであるプロペラに関する知識、修整方法についても学びます。


[ 学科(知識) ]

学科は、ボートレースに関係する法規や、モーター整備等に必要な内燃機関の知識などを学んでいきます。ボートレースは、モーターボート競走法(法律)に基づき実施することができる公営競技です。ボートレーサーは、この法律のほか、競技に関するルールや罰則規定など知っておかなければならない諸規則がたくさんあり、競技の公正・安全を確保し、お客さまの信頼を失わないようにするために十分に理解する必要があります。また、内燃機関についてもモーターに関係する理論等を知ることにより、性能向上をはじめとした整備に役立てるほか、アクシデントにも対応できるような知識を身につける必要があります。さらに、ボートレーサーは国家資格であり、資格検定試験に合格しなければレーサーになることはできません。この試験は、ボートの操縦やモーターの整備の習熟度だけでなく、この法規、内燃機関の理解度を確認し、プロのレーサーとしてデビューするに十分かどうか判断するものです。

入学から卒業に至るまでのカリキュラムについて

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