総展望

地元が2度目のVへ疾走!
ドリーム1枠・宮之原もGI初制覇へ意欲!

佐々木 伸●『スポーツ報知』

地元がルーキーラストイヤーVへ

地元の関浩哉(群馬)がシリーズの中心となる。18年の浜名湖大会でデビュー初Vを達成し、昨年のGPシリーズでSG初優出。今年のBBCトーナメントで通算3回目のGI優勝を果たすなど、着実に実績を積んでいる。大会出場ラストの今回は、地の利を活かし、ファンの後押しを受けて疾走する。

ドリーム1枠に選ばれた宮之原輝紀(東京)は3月の戸田クラシックでSG初優出、GI優出は既に複数回ある。桐生ではGIIIとルーキーSで優勝歴があり、好相性の水面でG初制覇を狙う。

羽野定松がSG覇者の力を見せる

羽野直也(福岡)は21年の徳山大会、昨年は児島のSGオーシャンCで優勝と実績上位。定松勇樹(佐賀)は今年の多摩川オールスターでSG初優勝し、今が旬の選手だ。前哨戦のびわこGIIIイースタンヤングは豊田健士郎(三重)、唐津GIIIウエスタンヤングは新開航(福岡)が制した。この両者も優勝候補の一角となる。

最優秀新人の受賞歴がある末永和也(佐賀)や 大澤風葵 (群馬)、女子の西橋奈未(福井)、實森美祐(広島)の活躍にも期待したい。

イン絶対でなくセンターも出番アリ

水面は標準的な広さだが、ピットから2マークまでの距離が長いため、ピット出の優劣が現れやすい。この時期は回転の上がりが悪く、スタートもバラつきがち。イン1着率は全国平均に近い数字だが、攻撃的な選手が多い今回はイン絶対ではなく、センター以内なら十分勝負になる。

モーター有力5基は3251646872だ。

モーター2連率ベスト10
(2023年12月・使用開始~2024年8月25日)

順位 モーター
番号
2連率 勝率 優出 優勝
1 68 47.7% 5.93 3 3
2 51 47.6% 6.37 7 0
3 60 47.3% 6.14 6 0
4 50 44.1% 6.18 5 1
5 64 43.2% 5.76 6 0
順位 モーター
番号
2連率 勝率 優出 優勝
6 72 42.3% 5.81 4 3
7 22 41.5% 5.82 4 1
8 52 40.1% 5.53 3 1
9 46 39.6% 5.82 1 0
10 34 38.6% 5.58 1 0

●桐生はチルト1度まで使用できます。