平和島クラシックの傾向と対策
平和島クラシックを買う時は、
選手やモーターの前に
「風」を見ろ!!
平和島は「風」水面である
SGクラシックに数多くのドラマを提供してきたボートレース平和島。その平和島にクラシックの舞台が戻ってきた。平和島では恒例となっている開催だけにそのレース傾向は多くの場で語られてきたが、改めてキーワードとして挙げておきたいのが「風」だ。今冬はその風(特に向い風)が猛烈に吹き荒れるような日が複数回あり、「平和島=風水面」という部分を改めて強く印象づけられた。
ベテラン中心のメンバー構成
参加メンバーを見ると40歳以上が過半数を占めるという、ベテラン中心の布陣。まずは昨年の賞金王・石野貴之(大阪)に目が行くが、近年平和島での大舞台で目立った活躍はない。
かつて平和島の鬼とも評された白井英治(山口)は、今年に入ってからも高い3連率を誇り、吉川元浩(兵庫)も機出しに安定があり、崩れが少ない。井口佳典(三重)は節により成績が波を打つが、仕上がった唐津周年では1着を量産。爆発力ある走りが期待できる。当地実績十分の毒島誠(群馬)、桐生順平(埼玉)は仕上がり面が鍵を握るか。
風向きに応じて狙う選手を選ぶ
春の平和島は暖かい南風(ホーム追い風)が強くなったり冷たい北風(向い風)が強くなったりの繰り返しでもある。その点からも条件1つで伏兵が星を伸ばしやすい水面と言える。インの1着率が全国相場より低い平和島とはいえ、風が弱い時はインが利く。しかし、強い追い風の時は出足型の選手を、逆に向い風の時には伸び型の選手を追いかけるというのも1つの手だろう。
出足型なら深川真二(佐賀)、福来剛(東京)でいずれも当地好走型。逆に伸びが生きる条件が揃った時は平和島2連覇中の池永太(福岡)、昨年の当地周年覇者・下出卓矢(福井)らが再び台頭するかもしれない。
開催日 | 潮 | 満 潮 | 干 潮 |
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3月17日(火) | 小潮 | 9:07 | 17:40 |
18日(水) | 小潮 | 10:23 | 19:32 |
19日(木) | 長潮 | 13:09 | 8:28 |
20日(金) | 若潮 | 14:36 | 9:16 |
21日(土) | 中潮 | 15:27 | 9:48 |
22日(日) | 中潮 | 16:08 | 10:18 |