「去年の大会は誰よりも優勝できるチャンスがあったのに…悔しかったです。ただ優勝戦よりも3戦目が悔しかった。スタートで遅れて、優勝戦も2号艇になってしまったから。なぜ勝てなかったのかと反省する中で、調整も幅広くやっていかないといけないなと思って、今年はプロペラ調整に取り組んできました。
　浜名湖は水面が広いのでエンジンを出さないと難しいけど、7月戦は凄く良い仕上がりで、優勝戦も6コースから3着に入れました。タイトルを獲りたい気持ちはありますが、そこまでの実力があるかと聞かれたら、ちょっと自信がない。トライアルは1号艇からのスタートなので、そこは良いですね。最後に笑って締めくくれるように頑張ります」

「今年上半期は調子が良かったと思う。クラシックの時にレース内容を見直したら、ターンの質が良くなっていた。オールスターで初めて予選突破できた時は嬉しかったですね。ただ、ケガをして休んでいる間にプロペラのベースが変わっていたので、まだ調整が追いついていません。
　浜名湖は条件的に合わない。風が強くなって荒れたほうが良いから。水面も広くて、ちょうど良いハンドルの切り位置にならないんでしょうね。
　期待してくれるファンの方たちのためにも、タイトルは早く獲りたいと思っていますが…誰か譲ってくれませんかね（笑）。クイーンズCは自分らしい走りをして、結果的に優勝してファンに恩返しできればと思っています」

「今年はレディースCと9月福岡でフライングを切ってしまいました。クイーンズCに出場はできましたが、出られるレースをいくつも棒に振ってしまったのは勿体なかった。F2は無駄だし、やっぱり痛いですね。レースができることは楽しみですが、しばらく遠ざかっているので不安もあります。できれば本番までに1節ぐらい走りたかったけど、自業自得なので仕方がありません。
　クイーンズCは『今年獲らないといけない』タイトルとは思っていません。去年の徳山は流れと運が本当になかったので、流れがきた時にしっかり乗れれば…。もちろん優勝はしたいと思っています。今年は全然結果が出せなかったので。最後に結果を出したいです」

「クイーンズCの舞台に返り咲けました。今年もいつも通り、目の前のレースを大事に走ってきただけなんですけどね。多摩川レディースCの優出3着が大きかった。それで『ちょっと頑張ろうかな』と思いました。もし優勝戦に乗れていなかったら、無理だったと思います（苦笑）。
　今年の調子は良くも悪くもないですね。プロペラに関してはそんなに心配はしていません。蒲郡レディースCCも自分が乗れていなかっただけで、悪い感じはしなかった。浜名湖は何か合わないけど、水面的には広いから好きです。
　18年12月の蒲郡から2年ほど優勝から遠ざかっているので、久しぶりに優勝したいですね。それがクイーンズCだったら最高だと思います」

「今年も出場できて嬉しいです。今年は賞金面の余裕はあったけど、なるようにしかならないと思っていたんで。最近は引いたエンジン次第って感じ。良かったらそのまま行けるけど…。本番までにリズムを上げていきたいと思います。
　浜名湖を最後に走ったのは19年9月です。不得意な感じはないけど、手探りの調整になると思います。基本“回したい”タイプなので、そこは合っていると思います。
　去年の徳山は、エンジンが出ていて優勝戦に乗れました。ただ、トライアルをイン逃げで勝った後に5号艇を引いた。その時点で『今年は私が主役じゃないんやな』と思った（苦笑）。あそこで1～3号艇を引いていたらね。今年は神頼みしてから行こうかな（笑）」

「蒲郡レディースCCは、寺田千恵選手と守屋美穂選手のどちらかが優勝してくれると信じていました。12番目に粘れてホッとしています。
　プロペラの調整は、何年もわかっていない感じです。ただ、9月の住之江一般戦で引いたエンジンはプロペラの形が特殊で、『出ようが出まいが、1回これで行ってみよう』と決めました。今回もこの形で行こうと思っています。
　浜名湖は14年6月以来で、行ってなさすぎてイメージは何も沸きません（苦笑）。プロペラに集中して、それでダメだったら仕方ないです。
　今年はとにかく落ち着いて走りたい。11月までちょっとツラかったので、ご褒美ということで楽しみたいですね」