馬場＆赤岩とともに…。万穴党の頂上決戦

石井　誠司 ●『マンスリーBOAT RACE』編集長

獲得賞金ランク39位だった馬場貴也が芦屋チャレンジCで優勝を飾り、グランプリに出場します。最近でも例のない下剋上ぶりに、平成最後となる「グランプリ万穴舟券」の夢を託したくなりませんか？
　馬場はとにかく、2コースで強いんです。最近1年の2コースの2連率70%オーバーというデータの裏付けがあれば、トライアル1st初戦の2号艇は買うっきゃないですね！　勢いに乗ったときの強さはチャレンジCで証明済み。出力低減モーターのレコードタイムを更新した“最速男”を狙い続けてみようと思います。今度は住之江で「馬場、ハンパないって！」と叫びましょう！
　毒島誠の専売特許だった“飛ぶピット離れ”をチャレンジCの準優で見せた赤岩善生にも注目です。あのレースは衝撃的でしたねえ。スロー域が仕事場の赤岩にとって、このピット離れは鬼に金棒、1、2号艇の選手たちにとっては脅威となるはず。
　イン天国の住之江と言えども、進入が乱れればインの1着率は下がります。そのときこそ、我ら万穴党の出番ですっ！　毒島、赤岩が外枠のときは、スタート展示から目が離せなくなりそうですね。
　本命党が泣き、我ら万穴党が微笑む、そんなレースに期待して、平成最後のグランプリを心ゆくまで楽しみましょう！