歴代優勝者

開催年 開催場 優勝者
第1回 1986年 住之江 彦坂 郁雄
第2回 1987年 住之江 安岐 真人
第3回 1988年 住之江 野中 和夫
第4回 1989年 住之江 福永 達夫
第5回 1990年 住之江 高山 秀則
第6回 1991年 平和島 松田 雅文
第7回 1992年 住之江 野中 和夫
第8回 1993年 住之江 野中 和夫
第9回 1994年 住之江 中道 善博
第10回 1995年 住之江 植木 通彦
第11回 1996年 戸 田 植木 通彦
第12回 1997年 住之江 服部 幸男
第13回 1998年 住之江 太田 和美
第14回 1999年 住之江 松井  繁
第15回 2000年 平和島 市川 哲也
第16回 2001年 住之江 田中信一郎
第17回 2002年 住之江 植木 通彦
第18回 2003年 住之江 田中信一郎
開催年 開催場 優勝者
第19回 2004年 住之江 田中信一郎
第20回 2005年 住之江 辻  栄蔵
第21回 2006年 住之江 松井  繁
第22回 2007年 福 岡 吉川 元浩
第23回 2008年 住之江 井口 佳典
第24回 2009年 住之江 松井  繁
第25回 2010年 住之江 中島 孝平
第26回 2011年 住之江 池田 浩二
第27回 2012年 住之江 山崎 智也
第28回 2013年 住之江 池田 浩二
第29回 2014年 平和島 茅原 悠紀
第30回 2015年 住之江 山崎 智也
第31回 2016年 住之江 瓜生 正義
第32回 2017年 住之江 桐生 順平
第33回大会住之江
優勝戦
2018年12月24日(休)・第12レース

頂点に立って初めて、わかることがある。
再び頂点へ、覇者たちの「SGグランプリ」とは!?

「グランプリを優勝したのは31歳のとき、ちょうど10年前ですね。あの頃は何もわからず、ただがむしゃらにやっていました。勢いはあったと思うけど、何もわかっていなかったですね。その後も何回かグランプリに出ているし、ファイナルにも進んでいます。勝てていないのは、まだ何かが足りなかったのでしょう。

あれからいろいろな経験も積ませてもらって、当時わからなかったモノが、少しずつわかってきた10年です。だから自然なのでしょうけど、あのときよりは確実に強くなっています。選手全員が思っていると思うけど、グランプリは選手である以上、目指し続ける所です。

僕にとって、グランプリは優勝しか考えないモノですよ」

「グランプリ覇者と言っても、その後も毎回出なければ意味がないでしょう。僕の場合、つねに獲れそうな位置にいて、やっと獲れたというのとは違います。グランプリがSG初優勝だったし、ポンッと勝ったようなものでした。優勝できたことは嬉しいし、その後もグランプリに行きたいと思って頑張ってきたけど、やっぱり毎年出続けないと…。何事も“継続してナンボ”ですから。

それが今年の成績にも出ていて、良かったのはオールスターだけです。良いエンジンでも悪いエンジンでも、納得できるまでの仕上がりになっていません。

グランプリ覇者と言っても、チャレンジャーだと思っています」

「グランプリを獲って、何かが変わるのかなと思っていたけど、周りの反応が変わっただけで、僕自身は何も変わらなかったです。結果は最高でしたけど。

この1年は、良い意味でも、悪い意味でも、何も変わらずです。グランプリを勝っても、すぐに次の1年が始まって、グランプリはまた“目標”になります。その繰り返しです。

ただ、クラシックを優勝したときとはやっぱり違います。最高峰のレースを勝てたという実感が湧くし、黄金のヘルメットの重みも感じました。今となっては、グランプリへ行くために、ほかのSGを勝つという感じになっています。

僕にとってグランプリとは、やっぱり一番のレースですね」