トライアル2nd出場選手
絶好枠を手に快勝を誓う。
芦屋チャレンジカップは、「あの減点さえなければ…」と誰もが思うほど実にもったいない“準優勝”だった。今年は終始不運さがつきまとうが、2nd初日1号艇は自力でつかみ獲った。言い訳無用の戦いは望むところ。
峰に超抜モーターは要らない。誰もが羨む超抜の手腕を持っているからだ。その技量を最大限に生かすには、パワーそのものより掛かりの良さを伴った乗り心地が重要。しかしそれも、「あればなお良い」程度のこと。
11月 | 芦 屋 | SG・CC | 1 3 3 2 2 1 1 2 |
11月 | 鳴 門 | GI・DC | 6 3 1 2 1 4 4 1 5 |
17年12月 | SG・グランプリ | 1 4 2 3 |
休息を終えて、いざ出陣。
6月徳山グラチャン優勝の時点で、早々とグランプリ出場を事実上決めた。それだけに11月の30日間F休みは心身のリフレッシュ、そして決戦への気持ちを高めるための最高の休息となった。さあ、気合を込めて出陣だ。
今年上半期の勢いは毒島以上だった。その後は調子を落としたわけではなく、気負わぬように闘争心をセーブした印象だ。スイッチが入ればすぐに沸点に達する自己演出力に長けており、元来が短期決戦向きのファイターだ。
10月 | 蒲 郡 | SG・ダービー | 3 3 3 1 6 6 2 2 4 |
10月 | 戸 田 | GI・周年 | 4 6 1 6 2 1 3 1 3 |
17年12月 | SG・グランプリ | 3 6 5 2 |
天才が、勝負師になるとき。
グランプリへの意気込みを聞けば「馬場よ、待ってるからな」と1st出場の後輩を思いやる。飄々として闘争心など全く覗かせないが、水面に出れば「勝つこと」以外余念はなく、進入から一切妥協しない勝負師の顔に。
好走するにはやはりパワーの裏付けが欲しい。ここ数年はパワー不足だとイン戦でも押し切れないことが多い。その一方で、自身が納得できる舟足があれば迫力の高速ターンで速攻の山を築く。最近はターンの切れ味を重視。
11月 | 芦 屋 | SG・CC | 5 2 3 2 1 5 4 4 6 |
11月 | 江戸川 | 一般競走 | 2 3 5 3 3 2 2 |
17年12月 | SG・GPシリーズ | 4 1 6 6 6 6 4 |
“平成”最後の覇者となる。
若松オーシャンカップ、丸亀メモリアルのSG連覇とほぼ同時期に3つのGI優勝と、自他ともに認める“最強”の走りを披露。平成最後のグランプリ覇者として艇史に名を刻むのに、これ以上の適任者はいない。
中ぐらいのモーターなら、遅くても中盤までには上位級に仕立てる腕を持つだけに、パワーの優劣差が大きい住之江でも安心感がある。あえて心配な点を探るなら、2日目以降の枠番抽選運がどうか、ぐらいしかない。
11月 | 芦 屋 | SG・CC | 2 3 2 6 4 2 2 3 |
11月 | 鳴 門 | GI・DC | 1 2 2 3 2 1 1 1 |
18年10月 | GI・高松宮 | 1 6 1 3 6 5 1 3 2 |
真の強者となった銀河系。
いつでもどこでもスタートを「ぶち込む」派手な走りから、ここが勝負と定めたレースで大胆不敵な走りに徹する真の強さを身につけ、3年連続で決戦の舞台へ。10年ぶりとなる頂点を目指し、1戦1戦全てで勝負に出る。
SG戦線ではパワー負けするシーンも少なくないが、最低限度の仕事は必ずやり遂げる。機力が1つ上がれば、仕事の質は格段に上がる。2ndメンバーでは断然の水面実績、研ぎ澄まされた勝負勘をさらに尖らせる。
11月 | 芦 屋 | SG・CC | 6 6 5 1 3 5 3 2 3 |
11月 | 大 村 | GII・誕生祭 | 1 4 3 1 3 4 4 4 2 |
18年10月 | GI・高松宮 | 1 3 2 3 1 3 3 1 1 |
奇をてらわず、機を逃さず。
今年の特別戦優出は5月尼崎オールスターのみと、まさに千載一遇のチャンスをみごとにつかみ獲り、8年前のグランプリ制覇以来となる頂上決戦の舞台に再び立つ。奇をてらわぬ正統派はまさかの展開に動じぬ強さを持つ。
8年ぶりのSG優勝が、同時に8年ぶりのグランプリ制覇への挑戦権をもたらした。「今年こそは」という気負いや使命感のない“当たって砕けろ”的なスタンスは不気味だが、どちらかといえば短期決戦は不向き。
11月 | 芦 屋 | SG・CC | 3 5 2 4 3 3 3 3 2 |
11月 | 大 村 | GII・誕生祭 | 3 3 1 3 3 6 4 1 5 |
18年10月 | GI・高松宮 | 4 1 3 3 6 1 4 1 2 |