グランプリ出場18レーサー
SG第34回グランプリ選出基準
2019年1月1日~11月24日の獲得賞金上位者
「2019年獲得賞金額(順位)」は2019年11月24日現在
■最近6ヵ月(2019年6月1日~11月24日)の全国勝率
■最近3年(2016年12月1日~2019年11月28日)の住之江勝率
| 2019年優勝SG・GIレース | ||
|---|---|---|
| 8月 | 大 村 | SGメモリアル |
| 10月 | 児 島 | SGダービー |
「去年と一緒で夏場から調子が上がってきて、9月の大村メモリアルで大会連覇、10月の児島ダービーも勝ててSG連続優勝もできました。『やっぱり夏が好きだな』と感じていますが、夏の調整が去年、今年とハマっただけだと思います。SG連続出場記録を更新することもできましたが、それもSGに毎回出場したいと思っている気持ちがたまたま結果につながっているだけだと思います。
去年のグランプリはTR2回戦と3回戦で調整を外してしまったけど、優勝戦はペラを1回戦の状態に戻して、エンジンはかなり出ていました。ただ(2、3回戦など)内容があまり良くなかったし、どこかに『賞金ランク1位で来た』という、変な意識があったのかもしれません。2年連続1位で臨めるので、今年は自然体で行けるんじゃないかなと思っています。もちろん優勝しか狙っていません。
ナイターは地元の桐生がそうだし、SG優勝6回のうち、5回がナイターなので嫌いじゃないです。グランプリを勝って『ナイターSGはやっぱり毒島だな』と言われたいですね。優勝戦の22日は結婚記念日と妻の誕生日なので、優勝して最高のプレゼントを贈りたいと思います」
| 2019年優勝SG・GIレース | ||
|---|---|---|
| 3月 | 戸 田 | SGクラシック |
| 5月 | 福 岡 | SGオールスター |
「3月の戸田クラシックで、勝ちたかった“6日間シリーズのSG”を勝てて、5月の福岡オールスターも優勝ができました。良いエンジンが引けて、調整もしっかりとできて、レースでも大きな失敗をせず、全てがうまく噛み合ったっていう感じでした。
去年は久しぶりにグランプリに出られました。TR2ndまで勝ち上がれたけど、5着条件だったトライアルの最後に6着を獲ってしまって決定戦に乗れず、その悔しさを今年は晴らしたいという気持ちでした。
8月の尼崎一般戦でフライングを切ってから少し調子を崩していましたが、F休みでリセットできました。グランプリへ向けてリズムを変えるためには、F休みはむしろ良かったかなと思っています。
住之江は昔から割と走っているし、調整はわかっているつもり。地元の尼崎は回転が上がるほうなので、ナイター開催になって回転が上がる分には不安はありません。グランプリへ向けて少しずつリズムを上げて、良い状態で臨みたい。賞金ランク2位で臨める今年はチャンスだと思っているし、しっかりと優勝を狙って走ります」
| 2019年優勝SG・GIレース | ||
|---|---|---|
| 9月 | 住之江 | GI高松宮記念 |
| 11月 | 桐 生 | SGチャレンジC |
「8月の大村メモリアルを走ったときに気づかされたことがあって、それから調子が上がってきました。原点回帰というか、以前のように足を求めるペラ調整をして、それで上手く行くようになったと思います。メモリアル(優出3着)、10月の児島ダービー(優出2着)、11月の桐生チャレンジC(優勝)とSGで3連続優出ができたし、桐生チャレンジCでは通算7回目のSG優勝もできましたから。リズムは確実に上がってきているし、ペラ調整に関しても去年よりも良いと思っています。
トライアルの枠番もあるし、1つでも賞金ランクを上げようと思って、ここまで走ってきました。賞金ランク3位で、TR2ndから行けるので良かったです。2連率上位の良いエンジンが引けますから。住之江は地元だけど、調整は難しいです。ただ9月の高松宮記念で勝てたことは、手探り状態の中でもプラスになったと思います。
グランプリは、一昨年まで出場した5回とも決定戦まで進出できたけど、去年はTR1stで脱落してしまいました。悔しかったし、グランプリは『勝たなければいけない』という強い気持ちは持っています。優勝しか狙っていません」
| 2019年優勝SG・GIレース | ||
|---|---|---|
| 1月 | 芦 屋 | GI周年記念 |
| 10月 | 若 松 | GI周年記念 |
「今年は1月の芦屋周年を勝てて、10月の若松周年でも優勝ができました。去年よりも調子は良いし、やっぱり(去年)グランプリを初めて獲れて自信がついたことが一番大きかったと思います。それに年間勝率トップを何度も獲ったり、グランプリを勝つような選手になって、以前よりも『勝たないといけない』という責任感が強くなりました。
今年は自分でもストイックにやってきたと思っています。前期は勝率9点を初めて本気で意識して走れました。8.76で届かなかったけど、絶対に9点を獲る選手になりたいですね。8月の大村メモリアルの準優でFを切ってしまったんですが、あれは勝負を懸けた結果だし、過去はあまり振り返らず、今やれることをやろうと思っています。
グランプリはそんなに簡単に勝てるレースではないと思うし、流れとか運を含めた強さが大事でしょう。住之江は今年1回も走っていないうえに、初めてのナイター開催です。どのぐらいエンジンが回るかとか、その辺は行ってみないとわからないけど、ナイター自体は嫌いではないです。連覇という意識はそこまでありませんが、チャンスが巡ってきたときには優勝を狙います」
| 2019年優勝SG・GIレース | ||
|---|---|---|
| 2月 | 平和島 | GI関東地区選 |
| 6月 | 住之江 | GI周年記念 |
| 11月 | 福 岡 | GI周年記念 |
「今年は1年を通してあまり大崩れすることもなかったし、悪くなかったと思います。SGは勝てなかったけど、GIは2月の平和島・関東地区選と6月の住之江周年、11月の福岡周年と3回勝てました。
その中でも桐生チャレンジC前の福岡で優勝ができたのは、グランプリへ向けてリズムを上げる意味でも、賞金を上げる意味でも大きかったと思います。
住之江はグランプリも勝っているし、もちろん悪いイメージはないですよ。前回の63周年のときはボートが良くて乗りやすかったから優勝できました。
ナイターグランプリはまだ誰も経験していないし、『これまで以上に冷えるんだろうな』とかイメージはしているんですが、行ってみないとわからないです。去年は1stからだったけど、今年はTR2ndから行けるので、レースがない初日とか2日目に気温の変化とかもみられるし、そこは大きいと思います。
グランプリは一昨年に1回獲っていますが、何回でも勝ちたいタイトルです。どんな感じになってもいつもどおり、自分の仕事をして、しっかりと走ります」| 2019年優勝SG・GIレース | ||
|---|---|---|
| 2月 | 津 | GI周年記念 |
| 7月 | 常 滑 | SGオーシャンC |
「今年もこれまでどおり、年頭から『黄金のヘルメットを被る』ということを頭に置いて、毎節やれることを精一杯やってきました。そして2月の津周年でGI、7月の常滑オーシャンCでSG優勝ができました。SG優出はそのオーシャンCだけでしたが、予選トップ通過ができて準優、優勝戦も勝てたし、結果的にみれば、少ないチャンスをつかめたと思います。調子自体は全然悪くないと思っていますが、レースで結構反省する部分が多かったですし、結果が出せなかった。あ、それが今の自分の実力だと受け止めています。
グランプリ出場は優勝した2016年以来、3年ぶりです。出られなかった2年間はフライングを切って自分で足かせを作っていましたが、焦ってはいませんでした。住之江は調整が合わせづらいけど、グランプリはエンジンが力強いので合わせやすいです。ナイター開催でもイメージはあるし、大体頭に思い描いています。調整が合うかどうかはわからないけど、調整自体に不安はないです。2ndから行けて、レースがない2日間はゆっくり調整ができるのは良いですね。
黄金のヘルメットをまた被れるように今までどおり、1走1走頑張りたいと思っています」