鎌倉涼 住之江を語る

大阪支部
鎌倉 涼
住之江・冬場の水面とモーター整備を語る
住之江で大事なのは、とにかく乗り心地!
「住之江は回転を合わせるのが本当に難しいレース場だと思います。特に冬場はそれが顕著です。どうやって回転を抑えるかが重要ですが、抑えるだけだと進まなくなってしまう。スタートもバラつく時があるので難しいです。風がないのが唯一の救いですね。

水面は硬くて乗りづらいので、私は乗りやすさを第一に調整するようにしています。乗りにくいままだと、道中の競りとかにも影響が出て、全くレースになりません。

1周2マークは結構波が残っているので、そこも難しい。1マークがベタ水面なので、そこで抜け出せれば良いんですけど。地元選手も結構苦労していると思います。私自身も6月オールレディースで初めて住之江で優勝できたくらいなので。あの時は小池礼乃選手の17、大橋栄里佳選手の76が出ていたのが印象に残っています。

住之江で大事なのは、とにかく乗り心地。回転を合わせられたら乗り心地がきます。勝つにはそこがポイントになってきます」

かまくら りょう
1989年4月30日生まれ。大阪支部・100期。
2007年5月、住之江でデビュー。11年5月、芦屋・一般競走で初優勝。10年3月、下関・レディースチャンピオンでGI初出場。13年5月、福岡・オールスターでSG初出場。同期には桐生順平、平高奈菜らがいる。