「6月の宮島70周年の時は整備して一気に上位級まで良くなったのですが、あんなことは滅多にない。今年は少し苦しんでいますね。優勝も2月の江戸川一般戦の1回だけ。まあ、そんなに何回も優勝するタイプではないですが…。最近は引いたモーターに左右されている感じです。プロペラ調整が原因ということもあるけど、モーター自体なところもあって。乗れるように調整するとスタートがしづらくなるとか問題が発生しますね。

昨年はSG（三国チャレンジC）を勝ててグランプリにも行けたし、今年も…とは思っているだけに、（上半期の）この成績は自分でももどかしいです。『もう少しできるんじゃないかな、このままではいけない』と思っているし、ここからペースを上げて行かないと。この1 、2年はうまいこと行き過ぎていたような感じはありますけどね。でも、グランプリ出場を目指して頑張らないといけないし、地元のSGでリズムを変えるというかキッカケをつかみたいです。地元はアドバンテージが多少あると思っていて、出走回数が多いし、何よりもメモリアル前にお盆シリーズを走れるのは大きい。

地元のSGは2回目（1回目は2018年の第64回メモリアル）。前回（準優3着）のことは覚えています。仕上がりは良かったし、優勝戦に乗りたかったですね。地元のSGで優勝がしたい、その目標に向かってとにかくやるだけ。地元選手が勝てば盛り上がると思うし、優勝を目指して重成さん、森高さんと一緒に頑張ります！」