楽しみかた

宮島初開催!

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宮崎 経督 ●ボートレース宮島専属記者
宮島オールスターではSGの常識「イン優位」が崩れる!?
選ばれたメンバーも、配当も、興奮度MAXの6日間!!

「SG第49回ボートレースオールスター」が、ついにボートレース宮島で初開催。ファン投票によって選ばれた艇界のスーパースターが集結し、覇を競う一大イベント。ボートファンにとっては連日“夢の競演”が繰り広げられる興奮度MAXの6日間となる。

この最高峰の舞台にファン投票1位で選出されたのは毒島誠(群馬)。記念戦線ではコンスタントに優勝戦まで勝ち上がり、リズムも高値安定。今大会はファンの期待にしっかり応えるはずだ。

そして女子レーサーで初のSGタイトルホルダーとなった遠藤エミ(滋賀)も忘れてはならない存在。艇界の歴史を塗り替えた新女王は、今大会も革命戦士の筆頭だ。

迎撃態勢を整える地元レーサーは総勢8名が参戦。中心は前本泰和(広島)となるが、4月のGI宮島チャンピオンカップ(68周年)はあと一歩及ばずの準優勝だった山口剛(広島)が奮起必至で要注意。他では強力な伸び一撃仕様で艇界を賑わせている藤山翔大(大阪)、菅章哉(徳島)も盛り上げてくれるはずだ。

GI68周年の結果を踏まえたレース傾向だが、とにかく大荒れ! 3連単は節間18本もの万舟券が飛び出した。前後半で風向きが変わるのはいつもの宮島水面の特徴ではあるが、後半の向い風の強さも相まってイン受難のレースも多く見られた。特にセンター、カマシ筋のラインに行き足から伸びが良い選手がいると、ダッシュ分一気に1Mを制圧する展開が多かった。

モーター的にはGI優勝機の53号機に12号機、37号機、18号機あたりが直線系で目立つモーター。レース足では72号機、19号機、44号機、45号機が良好だ。

最近6ヵ月 進入コース別成績(2021年10月1日~2022年3月28日/1,080レース)
進入コース 勝率 1着率 2着率 3着率 平均ST 決まり手別1着回数
逃げ 捲り 捲り差し 差し 抜き 恵まれ
1コース 7.99 57.4% 16.3% 7.8% 0.16 579回 - - - 36回 0回
2コース 5.45 12.5% 25.6% 16.8% 0.17 - 37回 - 86回 12回 0回
3コース 5.40 13.1% 20.9% 22.1% 0.17 - 63回 39回 19回 17回 3回
4コース 4.99 9.9% 17.8% 22.2% 0.18 - 39回 40回 18回 10回 0回
5コース 4.08 5.4% 11.6% 18.9% 0.18 - 11回 33回 6回 6回 2回
6コース 3.26 2.3% 8.4% 12.7% 0.20 - 10回 7回 0回 7回 0回
モーター2連率ベスト10(2021年11月・使用開始~2022年4月9日)
順位 モーター
番号
2連率 勝率 優出 優勝 ワンポイントチェック
1 58 50.6% 6.31 3 1 使用序盤のパワーないが直線良い
2 54 50.0% 6.43 3 2 近況勝率上げてきた好調モーター
3 53 49.3% 6.54 3 2 船岡が周年V。スタート後伸びる
4 56 45.7% 5.87 4 2 年末年始越えてからパワー上昇中
5 72 44.4% 5.84 0 0 勝率通りの評価をしても良い良機
6 22 43.5% 5.85 3 0 瞬発力つくかどうかで明暗分ける
7 44 43.2% 5.97 5 0 レース足はハイレベルに仕上がる
8 39 43.0% 5.85 2 0 行き足、伸びと直線系が良い良機
9 14 42.7% 5.88 2 1 伸びはさほどないが、出足は良い
10 31 41.7% 5.68 2 1 初下ろしで藤山Vも現状は伸びず

●宮島はチルト3度まで使用できます。