舟券!総決算

令和最初&2019年のボートレース最終決戦
PGIクイーンズクライマックス

大山が夏冬女子GI制し、史上初の完全女王へ!

昨年は13番目でシリーズ戦回りとなった大山千広(福岡)が、今年は堂々の賞金ランクトップでクイーンズCに乗り込んでくる。SG初出場でドリーム戦にも選ばれた福岡オールスターをはじめ、大村メモリアル、桐生チャレンジCと大舞台を経験。チャレンジCでは初のSG予選突破も果たした。さらにはレディースCでG1初制覇と、まさに飛躍の1年。令和最初の賞金女王に限りなく近い存在で、今大会ももちろん優勝候補の筆頭。今年の総決算として、圧倒的な強さを見せつけて締めくくりたい。

対抗に指名するのは遠藤エミ(滋賀)だ。桐生レディースCCで優勝し、TR初戦1枠をゲット。勝負強さを武器に2年ぶりの女王奪還を目指す。松本晶恵(群馬)は史上初のクイーンズC連覇と3度目の優勝が懸かる。11月の徳山Aレディースで下見は万全。プロペラやモーターの調整にも手応えを感じることができたのは大きなアドバンテージだ。

第1回から8年連続出場の寺田千恵(岡山)も当地はレディースC優勝などの実績がある。好相性の水面で優勝争いに参戦。守屋美穂(岡山)、田口節子(岡山)とともに、岡山勢が猛威を振るうか。


波乱の連続!甘く見ていると火傷するかも
GIIIクイーンズクライマックスシリーズ

シリーズは機力より相性。地元佐々木にV期待!

佐々木裕美(山口)がシリーズ戦の主役だ。前哨戦となった11月のAレディースで当地初優勝。地元開催に懸ける思いは強く、狙うは優勝のみ。また、勝率上位モーターが抜け、低勝率機が多くなるため、整備、調整をつかんでいる地元勢はかなり有利。向井美鈴(山口)、津田裕絵(山口)とともに地元3強が優勝争いを引っ張る。

当地との相性でいえば西村美智子(香川)と堀之内紀代子(岡山)、山川美由紀(香川)、藤原菜希(東京)、岩崎芳美(徳島)も上々。当地を苦手にしている選手が低調機に苦しんでいる隙に、あっさりと主導権を奪ってしまうことも十分に考えられる。シリーズ戦はそれだけ「相性」がモノを言う大会と言えそうだ。

わずか8,000円の差でベスト12を逃した大瀧明日香(愛知)や、元山口支部の魚谷香織(福岡)、当地を走る機会が多い茶谷桜(滋賀)、村上奈穂(広島)の活躍にも注目だ。


考えることは「インが負けるかどうか」だ
冬の徳山水面&舟券の狙いかた

ホーム向い風が強くならない限り、インから素直に

徳山は基本的には緩やかなホーム追い風で、水面が荒れることはあまりない。とはいえ、強めの風が吹く日も当然ある。春から秋にかけて吹くのは移動性高気圧の影響や、台風による強風などだ。

冬場に吹くのは、いわゆる季節風と呼ばれる強い北西の風で、ホーム向い風になる。そのため、ほかの季節に比べて冬場は水面が荒れる可能性が高い。

ケース別にその傾向を見てみよう。まず、最も多い風速3m/s前後ではイン有利。この場合、風向きはそれほど考えなくても良い。2コース差し、3コース外マイ、4コース差しというというのが徳山の王道パターンだ。

次に、風速3m/s以上の強い風が吹いたケースだが、ホーム向い風が4~5m/sの場合は、ダッシュ勢の捲りが狙える。ただし、4コースが捲って5コースが差し追走というセット券、スジ舟券と呼ばれる決着よりも、インが残るケースが多い。

さらに風が強くなり、風速6m/sを超えたときは、風向きに関係なく5、6コースのアウト勢は苦戦する。かといってインもすんなり逃げるのは難しくなり、2、3コースの差しが決まりやすくなる。高配当を狙うなら、強風の日がオススメだ。

プレミアムGI
クイーンズ
クライマックス
歴代優勝者
開催年 開催場 優勝者
第1回 2012年 大 村 三浦 永理
第2回 2013年 芦 屋 平山 智加
第3回 2014年 住之江 日高 逸子
第4回 2015年 福 岡 川野 芽唯
第5回 2016年 平和島 松本 晶恵
第6回 2017年 大 村 遠藤 エミ
第7回 2018年 平和島 松本 晶恵
第8回大会徳山優勝戦
2019年12月31日(火)・第12レース
開催期間中の潮汐表
開催日 満潮 干潮
12月26日(木) 大潮 9:13 15:07
  27日(金) 大潮 9:51 15:46
  28日(土) 中潮 10:27 16:23
  29日(日) 中潮 11:01 17:00
  30日(月) 中潮 11:36 17:38
  31日(火) 中潮 12:13 18:21

最近6ヵ月進入コース別成績(2019年6月1日~11月30日/1,152レース)

進入
コース
勝率 1着率 2着率 3着率 平均
ST
決まり手別1着回数
逃げ 捲り 捲り差し 差し 抜き 恵まれ
1コース 8.35 62.4% 16.6% 7.1% 0.16 680回 - - - 36回 0回
2コース 5.79 14.2% 29.2% 17.1% 0.17 - 29回 - 109回 20回 5回
3コース 5.22 10.8% 19.3% 21.6% 0.16 - 36回 47回 23回 18回 0回
4コース 4.97 7.7% 19.4% 24.5% 0.17 - 26回 29回 26回 7回 0回
5コース 3.97 4.4% 11.1% 17.2% 0.17 - 8回 35回 6回 2回 0回
6コース 2.88 0.9% 4.6% 12.9% 0.18 - 2回 4回 1回 3回 0回

最近6ヵ月3連単出目&コース組み合わせベスト10
(2019年6月1日~11月30日/1,152レース)

出目ベスト9
順位 出目 発生回数
1 1-2-3 102回
2 1-2-4 99回
3 1-3-2 63回
4 1-4-2 53回
順位 出目 発生回数
5 1-3-4 51回
6 1-2-5 48回
7 1-4-3 39回
8 1-4-5 35回
順位 出目 発生回数
9 1-2-6 33回
9 1-3-5 33回
コース組み合わせベスト10
順位 コース組み合わせ 発生回数
1 1-2-3 111回
2 1-2-4 109回
3 1-3-2 59回
4 1-3-4 57回
順位 コース組み合わせ 発生回数
5 1-4-2 53回
6 1-4-3 47回
7 1-2-5 42回
8 1-3-5 36回
順位 コース組み合わせ 発生回数
8 1-4-5 36回
10 1-5-2 26回
10 2-1-4 26回
10 2-1-5 26回