地元・徳山なら、良い結果を出します!

クイーンズC出場は逃したけど
地元・徳山なら、良い結果を出します!

展示タイムが良いときは、
どのコースでも狙ってもらって良いですよ。

「年末のクイーンズCが徳山で開催されることになって、『ベスト12を目指して今年1年頑張ろう』って走ってきました。8月までは順調だったんですけど、そこからのもう一息が頑張れなかったです。夏が苦手なのか、ちょっと疲れたのか…。8月徳山でのFも痛かったですね。徳山はそれ以来の出場になるけど、スタートに不安はないですよ。あのときは行き足が悪くて、早く起こし過ぎただけなので。エンジンさえしっかりしていれば大丈夫です。

エンジン調整で最初に考えるのは乗り心地とターン回りです。その分、展示タイムは悪いんですけど。展示タイムが良いときは、本当に舟足が良い証拠です。どのコースからでも狙ってもらって良いですよ(笑)。ちなみに自分の中では2コースが好きですね。

今のレーススタイルは仕上がりによって堅実に行っちゃうことが多くなっていますね。昔は握って回るレースを心掛けていましたし、もっと攻めて行かないと、とは思っています。

徳山を走るときは、いろいろな人が応援してくれます。地元では常に頑張りたいという気持ちで、プレッシャーを感じることはありません。A1級への復帰はもちろん狙っているし、QCシリーズで優勝して、来年に繋げたいですね」

インのときは「必ずここで1本獲る!」という
気持ちで行っています。

「今年は『年末を目標に頑張る』と決めていました。それが良くなかったですね。マイペースで走るタイプなのに、熱量と言うか気合が入り過ぎてしまって。ナチュラルにレースに臨むのが一番です。

徳山のプロペラ調整に関しては、他のレース場よりも引き出しがあると思っています。基本的に回転が上がらないレース場なので、エンジンに負荷が掛かり過ぎない程度に、とりあえず回転を上げていきます。回り足タイムが出ていれば、仕上がっていると判断してもらって良いと思いますよ。タイムが悪いときは本当に舟足も悪いので、数字が出ている部分を信頼してもらえれば。

自分の狙いどきは…インコース(笑)。徳山のインで23連勝(16年4月~継続中)していると聞きました。自信があるというか、節間で着が獲れていなくても、インのときは『必ずここで1本獲る!』という気持ちで行っています。

11月に徳山で初優勝することができて、想像以上に嬉しかったです。徳山では優勝できないものだと思っていました。20年走っていてできなかったので(笑)。たくさんの人から『おめでとう』と言ってもらい、他場では味わえない雰囲気を感じさせてもらいました。今回も気合が入り過ぎないようにしながら、良い結果がついてくればと思います」