ドリーム戦

全 国 9.13 下 関 7.96
イン1着時
2着 3、2コースの順
3着 2・3コースが1位
ターンマークを外して回る峰のイン戦は、2、3コースが差して内寄り決着が多い。

7月の鳴門オーシャンCで3度目のSG制覇、今年11回目の優勝を飾った。獲得賞金も1億円を超え、グランプリのTR2nd発進は間違いない。

「誰も狙えないくらいの勝率と優勝回数を」と話す峰の今後は、記録との戦いになる。今期勝率は9.40(7月26日現在)で、このままいけば02年後期の今垣光太郎以来18年ぶりの9点レーサーとなる。また、野中和夫の持つ期別最高勝率9.53、年間V16の記録更新も狙える。

SGのドリーム1号艇は、最近3年で9戦8勝とほぼ無敵だ。

全 国 8.15 下 関 8.85
イン1着時
2着 2、4コースの順
3着 3、5コースの順
白井のイン戦はダッシュ勢の2、3着絡みもある。舟券は手広く押さえたい。

白井のSG優勝はいつもドラマチックだ。谷村一哉、白井英治、寺田祥と、内枠を山口支部が独占した14年の若松メモリアル優勝戦でコンマ00の渾身のスタートを決めて捲り、悲願のSG初優勝を飾った。2度目のSG優勝は“64年ぶりのSG開催”に沸く地元徳山のグラチャン。「絶対優勝する」と自らを奮い立たせ、堂々のイン逃げで嬉し涙を流した。

SGドリーム2号艇は18年に2回走って3着と5着。ただ、近況の2コース3連率は約90%と高い。地元SG完全制覇へ、期待が高まる。

全 国 7.78 下 関 7.86
イン1着時
2着 3、2コースの順
3着 3、5コースの順
張り気味に回る毒島のイン戦は、1→2コースの順当決着にならないので注意。

初ナイターSG・蒲郡メモリアルを制して“夜の帝王”と呼ばれたのは今垣だが、現在の“夜の帝王”は毒島だろう。SG初優勝は13年の丸亀メモリアル、その後も18年丸亀と19年大村のメモリアルに、17年下関チャレンジC、18年若松オーシャンC、19年児島ダービーで優勝を飾った。ダービーを除いて全部ナイターだ。

最近3年のSGドリーム3号艇の成績は、2回走って2着と3着と3連単から外れていない。得意の夏場&ナイターという最高の条件で、下関ナイターSG2連覇に挑む。

全 国 7.74 下 関 7.79
イン1着時
2着 2・3コースが1位
3着 4、2コースの順
早いスタートを行き、余裕を持ってターンをする。2コースは3連単から外せない。

当地のSGは14年、17年チャレンジCで連続優出中。優勝こそないがGIも4優出と水の合う水面だ。“ぶち込み”スタートで8点勝率を残していた頃はセンターの1着率が高かったが、「若手を受けて立つ立場」となった今は、安定感重視で2コースの1着が増えた。メモリアルは18年丸亀大会で優出している。

最近3年でSGのドリーム4号艇は6コース進入で1度のみ。SG最近1年の4コース2連率は41%ある。スタート一撃で1着か、手堅く運んで2着絡みか、井口の4コースはファンを迷わせる。

全 国 7.76 下 関 6.48
イン1着時
2着 3、2コースの順
3着 2・4コースが1位
旋回スピードは若手に劣るが、差し場を与えるターンはしない。2着は3コース。

現役最多のSGV12を誇る“王者”松井が手にしていないタイトルはグラチャン、メモリアル、チャレンジCの3つ。近年は差し構えが増えていたが、今年は3コースの攻めが冴えてGI優出5回、宮島グラチャンと鳴門オーシャンCで準優出と好成績を残している。獲得賞金も5000万円を超え、3年ぶりのグランプリ出場も見えてきた。

鳴門オーシャンCに続き、今回もドリーム5号艇からのスタート。鳴門のドリーム戦は見せ場なく終わったが、今回は何か策を立てているか。

全 国 7.69 下 関 8.53
イン1着時
2着 3、2コースの順
3着 4、5コースの順
2コース艇の動きを封じるようにターンする。3着にはダッシュ艇を絡ませるのが吉。

桐生のターンは、回る前に“待ち”がある。他艇より1テンポ早くハンドルを入れておき、他艇の動きを見ている。行く場所が決まれば、クルリと舳先を向けて抜け出す。それをSGのスピードでやる。現代最高のターン技術である。近況はやや大人しいが、夏場の成績が良くないのは毎年のことだ。

最近3年で、SGのドリーム6号艇は17年ダービーの4着のみ。6コースそのものは、18年の徳山グラチャン準優で差しを決めて優出している。当地SGは17年のチャレンジCで優出歴。賞金ベスト6入りを目指し、ペースアップを図る。