思い出の激闘譜
第31回
大会
（下関）
大会
（下関）
野中和夫が死闘制し執念の勝利！
モンスター・野中和夫のMB記念は、Ｆ3で優出したこともあれば、コース取りで北原友次と激しくやり合ったりするなど、話題に事欠かない。
その中でも、厳しいレースというなら彦坂郁雄と競った第31回大会だろう。1マークで差された野中が2マークで切り返しの前面遮航、2周2マークでは彦坂の横腹に舳先をドンッ！「彦さんを倒さんと日本一になれん！」執念の勝利だった。
| 着順 | 艇番 | 選手名 | 進入 | ST | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 野中 和夫 | 1 | 14 | |
| 3 | 3 | 彦坂 郁雄 | 2 | 07 | |
| 3 | 5 | 今村 豊 | 6 | 07 | |
| 4 | 1 | 津田富士男 | 4 | 13 | |
| 5 | 4 | 荘林 幸輝 | 5 | 08 | |
| 6 | 6 | 石原 洋 | 3 | 22 | |
| ▲2連単 2－3 1,330円 ▲決まり手＝差し |
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第43回
大会
（若松）
大会
（若松）
安岐真人が最年長SG優勝記録！
瀬戸の大魔神・安岐真人は遅咲きだった。SG初優勝が第16回賞金王決定戦、42歳のときだ。「テクニックで勝てる時代が来たからのう」と笹川賞、グラチャンでも優勝。「若いもんを当てにしとっても勝てん」と、レースでは常に攻めていた。
第43回大会の優勝戦は、地元の植木通彦が人気を集めていたが、安岐は5コースから捲り差しを決めて快勝した。このとき52歳。この記録は未だ破られていない。
| 着順 | 艇番 | 選手名 | 進入 | ST | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 安岐 真人 | 5 | 16 | |
| 2 | 2 | 植木 通彦 | 3 | 29 | |
| 3 | 5 | 今村 暢孝 | 6 | 18 | |
| 4 | 6 | 長嶺 豊 | 2 | 46 | |
| 5 | 3 | 田頭 実 | 4 | 29 | |
| 6 | 1 | 鈴木 幸夫 | 1 | 25 | |
| ▲2連単 4－2 1,360円 ▲決まり手＝捲り差し |
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第46回
大会
（若松）
大会
（若松）
西島義則がSG3連続優勝達成！
2000年、西島義則は地元宮島のSGオーシャンカップに照準を合わせ、早くから減量に取り組んだ。6月の下関グラチャンではイン逃げで優勝、続くオーシャンCでは先行する植木通彦と島川光男が競り合ったところを、"奇跡のターン"で一気に差し抜けた。 「（SG3連覇は）全く考えてないですよ」と自然体で臨んだMB記念。優勝戦は5コースから冷静に差し抜け、史上2人目のSG3連続優勝を達成した。
| 着順 | 艇番 | 選手名 | 進入 | ST | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | 西島 義則 | 5 | 13 | |
| 2 | 5 | 大嶋 一也 | 2 | 08 | |
| 3 | 3 | 今垣光太郎 | 3 | 08 | |
| 4 | 2 | 服部 幸男 | 4 | 07 | |
| 5 | 4 | 小菅 文隆 | 6 | 16 | |
| 6 | 1 | 山室 展弘 | 1 | 17 | |
| ▲2連単 6－6 5,470円 ▲決まり手＝差し |
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第47回
大会
（多摩川）
大会
（多摩川）
市川哲也が7連勝でSG完全優勝！
スピード水面の多摩川では攻撃力のある選手が勝つ。この大会、「レッドアロー」の横断幕を背に戦った市川がその典型だった。当時のSG優勝戦は、準優1着者が1～3号艇、2着者が4～6号艇は決まっていたが、枠番は抽選だった。
初戦から6連勝で予選得点率トップの市川が引いた枠番は「3」。優勝戦では5コースのカドから一気に捲りを決め、7連勝でSG完全優勝を果たした。
| 着順 | 艇番 | 選手名 | 進入 | ST | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 市川 哲也 | 5 | 14 | |
| 2 | 2 | 西島 義則 | 2 | 15 | |
| 3 | 4 | 仲口 博崇 | 6 | 18 | |
| 4 | 5 | 今村 豊 | 3 | 17 | |
| 5 | 1 | 新美 恵一 | 1 | 13 | |
| 6 | 6 | 植木 通彦 | 4 | 20 | |
| ▲2連単 3－2 1,270円 ▲3連単 3－2－4 7,000円 ▲決まり手＝捲り |
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（モーターボート記念）歴代優勝者
| 回 | 開催年 | 開催場 | 優勝者 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 1955年 | 大 村 | 真島 勝義 |
| （ランナ） | 豊島 勝 | ||
| 第2回 | 1956年 | 津 | 鈴木 成彦 |
| 第3回 | 1957年 | びわこ | 貴田 宏一 |
| 第4回 | 1958年 | 芦 屋 | 前田 道積 |
| （ランナ） | 山岡 貫太 | ||
| 第5回 | 1959年 | 若 松 | 上原 茂 |
| （ランナ） | 松本 稔 | ||
| 第6回 | 1960年 | 平和島 | 井上一二郎 |
| 第7回 | 1961年 | 宮 島 | 松尾 泰宏 |
| 第8回 | 1962年 | 住之江 | 芹田 信吉 |
| 第9回 | 1963年 | 下 関 | 金藤一二三 |
| （ランナ） | 倉田 栄一 | ||
| 第10回 | 1964年 | 芦 屋 | 倉田 栄一 |
| 第11回 | 1965年 | 若 松 | 芹田 信吉 |
| 第12回 | 1966年 | 福 岡 | 金子 安雄 |
| 第13回 | 1967年 | 常 滑 | 竹内 淳麿 |
| 第14回 | 1968年 | 児 島 | 中 止 |
| 第15回 | 1969年 | 丸 亀 | 岡本 義則 |
| 第16回 | 1970年 | 下 関 | 山田 豊志 |
| 第17回 | 1971年 | 桐 生 | 瀬戸 康孝 |
| 第18回 | 1972年 | 福 岡 | 彦坂 郁雄 |
| 第19回 | 1973年 | 下 関 | 瀬戸 康孝 |
| 回 | 開催年 | 開催場 | 優勝者 |
|---|---|---|---|
| 第20回 | 1974年 | 丸 亀 | 野中 和夫 |
| 第21回 | 1975年 | 下 関 | 北原 友次 |
| 第22回 | 1976年 | 桐 生 | 渡辺 義則 |
| 第23回 | 1977年 | 浜名湖 | 加藤 峻二 |
| 第24回 | 1978年 | 唐 津 | 村上 一行 |
| 第25回 | 1979年 | 丸 亀 | 野中 和夫 |
| 第26回 | 1980年 | 常 滑 | 栗原孝一郎 |
| 第27回 | 1981年 | 平和島 | 高峰 孝三 |
| 第28回 | 1982年 | 蒲 郡 | 彦坂 郁雄 |
| 第29回 | 1983年 | 戸 田 | 望月 重信 |
| 第30回 | 1984年 | 若 松 | 北原 友次 |
| 第31回 | 1985年 | 下 関 | 野中 和夫 |
| 第32回 | 1986年 | 芦 屋 | 倉重 宏明 |
| 第33回 | 1987年 | 丸 亀 | 国光 秀雄 |
| 第34回 | 1988年 | 浜名湖 | 松野 寛 |
| 第35回 | 1989年 | 福 岡 | 松田 雅文 |
| 第36回 | 1990年 | 丸 亀 | 平尾 修二 |
| 第37回 | 1991年 | 下 関 | 西田 靖 |
| 第38回 | 1992年 | 浜名湖 | 今村 豊 |
| 第39回 | 1993年 | 福 岡 | 原田 順一 |
| 第40回 | 1994年 | 児 島 | 関 忠志 |
| 第41回 | 1995年 | 三 国 | 中道 善博 |
| 第42回 | 1996年 | 蒲 郡 | 新良 一規 |
| 回 | 開催年 | 開催場 | 優勝者 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 第43回 | 1997年 | 若 松 | 安岐 真人 | ||
| 第44回 | 1998年 | 多摩川 | 長岡 茂一 | ||
| 第45回 | 1999年 | 児 島 | 山本 浩次 | ||
| 第46回 | 2000年 | 若 松 | 西島 義則 | ||
| 第47回 | 2001年 | 多摩川 | 市川 哲也 | ||
| 第48回 | 2002年 | 蒲 郡 | 今垣光太郎 | ||
| 第49回 | 2003年 | 唐 津 | 田中信一郎 | ||
| 第50回 | 2004年 | 蒲 郡 | 今垣光太郎 | ||
| 第51回 | 2005年 | 若 松 | 菊地 孝平 | ||
| 第52回 | 2006年 | 桐 生 | 中村 有裕 | ||
| 第53回 | 2007年 | 蒲 郡 | 魚谷 智之 | ||
| 第54回 | 2008年 | 若 松 | 今垣光太郎 | ||
| 第55回 | 2009年 | 丸 亀 | 池田 浩二 | ||
| 第56回 | 2010年 | 蒲 郡 | 今村 豊 | ||
| 第57回 | 2011年 | 福 岡 | 瓜生 正義 | ||
| 第58回 | 2012年 | 桐 生 | 瓜生 正義 | ||
| 第59回 | 2013年 | 丸 亀 | 毒島 誠 | ||
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