総展望

※登録第3188号日高逸子選手(福岡支部)は私傷病の為欠場となりました。予めご了承ください。

今年当地GI 3戦目の瓜生が中心

瓜生正義 年齢制限の引き下げなどもあり、SG覇者が24人参戦と、今やSGに見劣らない豪華メンバーとなったPGIマスターズチャンピオン。V候補の筆頭はやはり地元の瓜生正義(福岡)だ。今年は既に若松を3節も走っており、1月の70周年、2月の地区選とGIで連続優出。抽選運も良かったが3節とも足はバッチリ仕上がっていた。

松井繫今垣光太郎 水面相性では当地でSG初制覇の田村隆信(徳島)と、GIを2回制覇している吉川元浩(兵庫)の2人も抜群に良い。松井繁(大阪)も当地ではSGV2の実績があるほか、昨年のリベンジを期す今垣光太郎(福井)、最古参となる西島義則(広島)も当地でSG制覇歴がある。

当地完全Vある後藤、古結が穴

今節は当地で完全優勝の実績がある選手も4人参戦。一人は先に挙げた吉川元だが、赤岩善生(愛知)は完全優勝の前後を含めて当地では19連勝という記録を持つ。意外なところでは後藤正宗(静岡)と古結宏(兵庫)も当地完全優勝経験者。思わぬ伏兵優勝があるとすれば、この2人か。

女子の日高逸子(福岡)と寺田千恵(岡山)も当地は得意水面。特に寺田は福岡支部時代の純地元水面とあって実績も抜群。当地6回の優勝のうち、3回は男女混合戦。中には艇王・植木通彦(引退)を破っての優勝もある。

今年の若松GIはインが苦戦も…

1月に70周年、2月には地区選と今年は既に2回のGIを開催したが、どちらもインは苦戦傾向。特に地区選のインは38勝とGIとは思えない弱さで、逆にカド4コースが実に16勝。捲りも節間14本も決まった。モーターパワーの差が大きいことが要因だが、気温が上がる4月は伸びの差が縮まるのでインの復権も期待できる。ただ、前付けがあるレースはインの苦戦は避けられない。

モーター相場はほぼ固まった。エース機は29で、周年で石野貴之、地区選で岡村慶太がどちらも節イチのパワー。さらに一般戦でもあの西山貴浩が節イチになったほどで、これほどの説得力はない。続くのは3853284231125あたり。なお、3月に当地を走った吉川元はその時に乗った30をまた引きたいと話していた。

開催期間中の潮汐表

開催日 満 潮 干 潮
4月18日(火) 中潮 20:58 14:44
19日(水) 大潮 21:34 15:18
20日(木) 大潮 22:08 15:52
21日(金) 大潮 22:43 16:26
22日(土) 中潮 23:17 17:01
23日(日) 中潮 23:54 17:39

最近6ヵ月 進入コース別成績 (2022年9月1日~2023年3月13日/1,182レース)

進入コース 1着率 2着率 3着率 平均
ST
決まり手別1着回数
逃げ 捲り 捲り差し 差し 抜き 恵まれ
1コース 55.5% 17.8% 9.6% 0.15 636回 19回 1回
2コース 14.2% 25.3% 18.6% 0.16 31回 117回 14回 6回
3コース 12.4% 23.3% 19.2% 0.15 62回 45回 16回 23回 1回
4コース 10.3% 16.5% 21.6% 0.16 51回 27回 26回 17回 1回
5コース 5.6% 11.7% 15.8% 0.16 13回 45回 5回 4回 0回
6コース 1.9% 5.5% 15.4% 0.19 9回 4回 3回 5回 1回

モーター2連率ベスト10 (2022年12月・使用開始~2023年3月13日)

順位 モーター
番号
2連率 勝率
1 61 53.8% 6.55
2 12 51.7% 6.55
3 40 45.5% 5.60
4 31 45.0% 6.01
5 53 44.9% 6.19
順位 モーター
番号
2連率 勝率
6 20 43.8% 5.75
7 21 42.6% 6.25
8 18 42.3% 5.35
9 10 40.7% 5.51
10 29 40.5% 5.46

●若松はチルト1.5度まで使用できます。