GI初優出で初めて出場を意識

「つい最近まで、レディースチャレンジカップについて何も考えていませんでした。そんな余裕はありませんでした。
　今年はびわこ・レディースオールスターの準優でフライングして、2ヵ月後の児島でまたフライング。F休みに加えて、女子戦を走れない時期もあったので、『何とか成績を残さないと』という思いで必死でした。意識したのは浜名湖のヤングダービーでGI初優出して、レディースチャレンジカップの出場圏内に入ってからです。
　ヤングダービーで先輩の羽野直也さんやSGクラスの選手と戦って、ちょっとしたミスも絶対に見逃してもらえない、上の世界の厳しさを感じました。これからは、ここ一番の勝負弱さも克服していきたいです」

地元・芦屋へ恩返しをしたい

「今回はSGチャレンジカップ組に上位のモーターが回ります。レディースチャレンジカップ組は良くて2連率30%中盤、20%台のモーターも少なくありません。その中で、いかに旋回から直線に入るまでの力強さを引き出すかが勝敗を決めると思います。地元の利を生かしたいですね。
　芦屋のフレッシュルーキーに選ばれて、たくさんの方に応援していただいていることには、感謝しかありません。でも優勝戦の1号艇でフライングを切ったりして、迷惑ばかり掛けています。芦屋は一番練習させてもらっている水面です。今回のレディースチャレンジカップで活躍して、芦屋へ恩返ししたいです」