地元勢4選手が出揃った優勝戦は1号艇の徳増が主軸の一戦となりそう。「節イチに近づいた」と今節ともに戦う7号機は、ほぼ仕上がりつつある。他を圧倒する逃げを決めてVを飾るか。前検日から舟足は安定している笠原。素早い差しハンドルから内へ鋭く切り込む走りに徹していきたい。井口はセンター好位から得意のスタート攻勢で果敢な攻めを見せたいところ。赤岩は井口の仕掛けを利用して、うまく展開を捉えるレースへ。

展示と同様に赤岩が動いて、1235/46の並びになります。唯一0台スタートの徳増が電光石火のイン速攻。他艇を寄せ付けることなく押し切っていきます。直線でグングン差をつけた徳増は、次のターンマークも余裕を持ってクリア。悠々の一人旅を満喫します。最初から最後までトップの座を譲らなかった徳島が完勝。地元ファンの声援を力に変えて、5年ぶりの東海地区選手権優勝を果たしています。