12レースのドリーム戦は、1枠に抜擢されたのは地元愛知の平本。引いた61号機は30パーセントそこそこの中堅機でも、他5者も飛び抜けた良機は見当たらず中心に推せる。調整が合えば出足はそこそこのレベルに仕上がる傾向にあり、マイペースのイン起こしからスタート張り込みイン一気にレースの主導権を握る。松井が2コースから手堅く差すが、蒲郡プールの調整、走法ともに知り尽くす原田もセンターから自在戦で連争いに加わる。白井は最内差しから道中勝負へ。

絶好枠の平本が先マイ体勢も若干1マークを外します。ブイ際空いたところに松井が巧みなハンドルワークを披露。直線で松井は平本を捕らえると、次コーナーを先制します。ここで振り切った松井が勝ち名乗り。ドリーム戦を制し、幸先のよい滑り出しとしています。松井を追った平本が次位入線。やりあう展開の3着争いは、3周1マークを位置優位に回った毒島に軍配が上がっています。