予選首位通過の池田が5日目11レースを逃げ速攻で制して最終日も1号艇を獲得。良化傾向にあるターン回りを生かして準優勝戦の再現となるレースでVを飾るか。準優勝戦は2着に敗れた菊地だが、ここ一番の勝負強さを発揮して逆転駆けを狙っていきたい。持ち前の速攻力は警戒。「蒲郡の看板を背負って」と強く意気込む赤岩は、どのコースからでも捌きが通用する舟足。東海地区選は5回目の優出と相性は悪くない谷野だが自在戦で、そろそろ結果を出したい。

黒野と赤岩が動き、大外となった谷野が単騎ガマシを選択。12456/3の隊形になります。池田がやや立ち遅れるも、1マークまでに伸び返してイン先マイ。北野が差し、菊地がまくり差しで池田に肉薄するも、力強い旋回でクリアした池田がバックストレッチで早々に差を広げます。そのままきっちり守り切った池田が、人気に応えて1着でフィニッシュ。4年ぶり3度目の東海地区選手権制覇を達成しています。