初日のドリーム戦は地元の金看板・松井が1号艇でエントリーされた。16号機は2連対率20パーセント台の中堅機だが、合えば水準以上に仕上がった実績もあり松井の調整手腕を加味すれば戦える脚勢へ押し上げてくるはず。インから自分の間合いで舟を回し、まくらせず差させずの逃走劇を披露する。他5艇も上位機を手にした選手は不在で次位争いは激戦。真っ先に差しに入る2コースの池田を相手とみるが、3カドもある今垣の全速戦に、ロスなく最内を差す井口も連争いに加わりそうだ。

今垣が展示と同じく3カドに引っ張って、12/3456の隊形。その今垣がスリットで先手を取ると、内の2艇を一息に飲み込んでいきます。ブイ際を差した原田が食らいつきますが、力強く伸ばしてねじ伏せた今垣が譲らず。2マークで原田を引き離し、今垣が独走態勢となります。そのまま走り切った今垣が1着でゴールイン。今垣が幸先よく白星を手にしています。原田は惜しくも2着まで。3着には井口が入っています。