準優勝戦で唯一の逃げを決めた宮地が優勝戦の1号艇を獲得。現状は28号機の2連対以上のパワーを引き出していて他と比較をしても足負けのない仕上がり。5日目11レースの再現となる逃げ速攻でV獲りへ。本体整備の効果が出て、5日目9レースは旋回系統の力強さが増していた馬場が対抗格。スムーズに艇を返して一番差しを炸裂させたい。山口は馬場の仕掛け次第になりそうだが、積極策で挑む構え。吉田はターン回りの良さを武器にして道中追撃戦に出たい。

スタート合わせた宮地が1マークを先取り。菅が全速まくりで宮地に肉薄しますが、宮地は力強いターンで押し切ります。直線で大きくリードを広げた宮地は次の2マークも冷静に回ってあっけなく独走体勢に突入。その後も手綱を緩めることなく航走します。人気に応える逃走劇を披露した宮地が先頭でフィニッシュ。下関周年の初制覇を果たしています。2周1マークで菅をさばいた馬場が次位入着。