初日のメインカードは発祥地ドリーム。その1号艇に地元の原田がどっしりと構える。前検タイムもまずまずの数字を計測し、タッグを組む45号機の動きは悪くない。インからしっかりとスタートを決めて逃走態勢を築く。辻と組む14号機の2連対率は低いが、近況は上々の動き。素早い差しハンドルで逃げる原田に肉薄する。羽野は立ち回りやすいカド位置を選択か。内二艇がフライング持ちなだけに、ダッシュを乗せたスピード戦で見せ場を作る。

原田がコンマ01と電光石火のスリットを決めて1マークを掌握。他艇を寄せつけることなくシャットアウトすると、問答無用で押し切っていきます。大きく水を開けた原田は最後まで沈着冷静な走りを披露。原田が地元ファンの声援に応える逃走劇で、ドリーム戦の白星を手にしています。辻と瓜生の2着争いは、1周2マークの競り合いで瓜生がわずかにバランスを崩し、辻が先着。3着に瓜生が入っています。