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モーターは昨年6月末から使用され約9カ月が経過。機力相場はほぼ固まっている。直近4節連続優出(うち2優勝)と不動のエース機として君臨する51号機は中村泰平がゲットした。これに追随するパワーと伸びを誇る28号機は平本真之とタッグを組む。複勝勝率3位の好素性モーター41号機を引き当てたのが地元の桑原悠。実戦足が評判の43号機は上條暢嵩、昨年グランプリVの22号機は市橋卓士が手中に収め注目を集める。
一番時計は6.82をマークした中村泰平。エース機のパワーを実感し、前検から力強い動きを披露した。辻栄蔵と山本隆幸が6.85で2位タイ。「回転の上りが鈍い」と話したのは辻。一方の山本は「悪くなかった」で、まずまずの気配。この両者はともに素性の悪くないモーターなだけに、直線は及第点がつく。4位は松井繁、菊地孝平、井口佳典、赤坂俊輔、桑原悠の5名。その中でも「伸びは良さそう」と話した桑原がタイム通りの手応えを得ていた。