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ボートレース界のレジェンド 今村 豊選手(59歳)が引退
ピックアップニュース
2020/10/08
登録第2992号 今村豊選手(山口支部)は、本日10月8日をもって引退しました。今村選手は、1981年にデビューし、1982年のSG第9回ボートレースオールスター(住之江)では初出走から360日でSG初出場、また1984年に開催されたSG第11回ボートレースオールスター(浜名湖)では、初出走から2年11か月でSG競走に初優勝、この記録はいまだに破られていません。
また、これまでSG競走の優勝戦に47回出場し、そのうち7回優勝、G1競走では48回優勝、そして当時53歳で出場した2015年のマスターズチャンピオン(児島)では、完全優勝を達成するなど、50歳を超えてもなおビッグレースで優秀な成績を収め、今日までに積み重ねた勝利数は2880勝、優勝回数は142回、生涯勝率は7.76と、まさにレジェンドとしてボートレース界を牽引してきました。
引退に際して開催した記者会見で今村選手は、「ファンの皆様、関係団体の皆様には長い間大変お世話になりました。また、全国のファンの皆様には多くのご支持、ご声援を頂き本当にありがとうございました。過去の競走を振り返り、1984年に開催されたSG第34回ボートレースダービー(平和島)で優勝した際、笹川良一会長、橋本龍太郎運輸大臣(当時)から表彰を受けたのが大変印象に残っております。そして、デビューした徳山のG1で引退を迎えることができたのは、非常にうれしかったです。これからは、のんびりとした人生を過ごしたいと思います。最後にファンの皆様、関係者の皆様どうもありがとうございました。」と語りました。
主な選手のコメント
<3159 江口 晃生 選手>
「今村選手は、私にとってボートレーサーとしての目標であり、憧れの存在でありました。また、これまで数々の記録を達成され、まさにボートレース界のパイオニア的な存在でした。同世代ながらずっと、あこがれていた選手だけあって引退は非常に残念です。」
<3783 瓜生 正義 選手>
「今村選手には、ボートレーサーとしての考え方、姿勢をお手本にさせて頂きました。まだまだ人生は長いので、第二の「今村豊人生」を楽しんで下さい。今まで本当にお世話になりました。」
<3897 白井 英治 選手>
「師匠として私をここまで育てて頂きありがとうございました。これからは、今村選手が成しえなかった賞金王になることを最高の恩返しとして日々精進したいと思います。師匠、愛してます。」
<3942 寺田 祥 選手>
「40年間の現役生活お疲れ様でした。仕事面では多岐にわたりご指導頂き、まだまだ教えて頂きたいこともありましたが、引退されることで叶わぬこととなってしまい非常に残念です。」
<4168 石野 貴之 選手>
「59歳までトップとしてSG等で活躍され、とても真摯に仕事に取り組んでおられました。ボートレーサーとしてのお手本であり、偉大な方でありました。第二の人生も身体に気を付けてすごして頂きたいです。」
<4238 毒島 誠 選手>
「今村選手は、子供のころからずっとスター選手でした。ボートレーサーとして一緒に走らせていただいて非常に勉強になりました。また仕事に向かう姿勢も非常に心に残っています。これからも今まで通り、笑顔の絶えない人生を送ってほしいです。」