ここまで素晴らしい航跡で勝ち上がってきた今坂が1号艇に収まる。勝手知ったる水面で、ここはしっかりと先マイ打ってファンの声援に応えたいところ。「少し伸び型になってるけど悪くないね」と感触に自信を匂わせる服部が侮れない。展開突いて静岡勢のワンツーフィニッシュも十分だろう。まだ1着をつかんでいない井口がそろそろ目を光らせる。的確にボートを操って上位へ残してくるか。

ピット離れで東本が遅れると天野が一つ内に入り123/465の隊形に。天野がコンマ04のスリットから、カドの坪井と共に艇を伸ばしていきます。1マークは逃げる今坂に対してまくった井口でしたが、空いた懐に坪井が差しのハンドル！　バックで井口と並ぶものの、位置有利に坪井が次コーナーを先行します。そのまま坪井が先頭を確保すると1着でゴールラインを通過。井口を抜いた今坂が2着とし、ファイナル進出を決めています。