絶好枠に構える桐生が優勝にリーチをかけた。セミファイナルを危なげなく逃げ切り、3日目前半を除けばオール3連対と好成績。ターン力を武器に、SGホルダーに負けない走りを披露するか。桐生の隣に陣取るのは安定感抜群の毒島。素早いタイミングから角度よく差しを入れてくれば、早々に勝負をつける可能性も十分。石野は「かかりよく伸び寄り。足負けはない」と大外枠でも油断できない存在だろう。

仲口がピット離れよく3コースを奪取して、124/356の並びとなります。中へこみの苦しい隊形をモノともせず、コンマ08のトップスタートを決めた桐生が先制。桐生は差し込んだ中澤を振り切ると、続く2マークで大きく差を開いていきます。首位を確定させた桐生が、その後は冷静に艇を運んで栄光のフィニッシュラインを通過。桐生が会心の逃走劇で、第50回ボートレースクラシックを制しています。