絶好枠に乗艇するのは安定したスタート勘を見せる仲口。舟足は本人納得のレベルまで引き上げており、あとは自分との戦いといったところ。ここ一番の集中力を発揮して優勝をつかみ取れるか。池田は「グリップ感いいけど大したことない」とさらなる上積みが必要そうな雰囲気。決め手の鋭さとしぶといレース運びで仲口に待ったをかけたい。黒い勝負服で登場の服部も、俊敏華麗に攻めてV戦線へ。

坂口が3コースまで動き、126/345の隊形に。トップタイミングで坂口が飛び出しますが、仲口がターンマークを先取りして行きます。仲口はまくらせず差させずのターンでクリアすると、直線でグイグイ伸びて後続との差を拡大。続く2マークも先制すると、単独航行へ突入します。堂々の逃走劇を披露した仲口が、自身3度目となる東海地区選手権制覇を達成。2着には2周1マークを冷静に回った池田が入着しています。