絶好枠に乗り込むのは松井。舟足は要整備といった様子だが、熟練の技術でバチッと合わせてレースに臨みたいところ。威風堂々の逃走劇を見せてほしい。初日を2着・1着とした篠崎が上々ムードで注視が必要。内寄りしぶとく立ち回って、松井に待ったをかけられるか。「向いてからは前に進んでいる」とまずまず手応えがありそうな坪井が、中枠から展開を突いてくるシーンも一考したい。

松井がトップタイミングで踏み込むと、真っ先に1マークに辿り着いてイン先マイ。まくらせず差させずの旋回で、松井がバックストレッチ先頭に立ちます。松井は続く2マークも先取りし、ラストまで手綱を緩めることなく走り切ってゴールイン。シリーズ1勝目をあげています。1周2マークを全速で回った松田が2番手で入着。なお、5号艇の毒島は妨害失格、6号艇の三角は転覆失格となっています。