セミファイナルの絶好枠には、地元の吉村が乗艇する。シリーズを牽引する走りを見せてリズムは上々。「行き足よくスタートは決まる」と、先手を打ってバチッと決着をつけてしまいそう。吉村と同じく山口支部の今村が怖い存在。磨き抜かれたハンドルワークでトップ戦線に浮上してくる可能性は十分だろう。服部もバランスが取れているようで注意が必要。内寄りしぶとく立ち回って、勝機を見出すか。

コンマ05で飛び出した吉村は、先マイで他艇を完全にシャットアウト！　有無を言わさぬ速攻戦で1マークをクリアすると、一気に押し切っていきます。早々に独走スタイルを築いた吉村が、リードを保ったままフィニッシュラインを通過。2周1マークで今村と川下を鋭いターンでさばいた森高が、2着に入っています。今村がラストコーナーで前を行く川下に並ぶも、僅かに先行した川下が3着を確保。