石野がボートレースメモリアル制覇に王手をかけた。バランスが取れた文句のない舟足で、ラスト一走もバチッと決めたいところ。隣からは菊地が虎視眈々とチャンスをうかがう。「出足関係がしっかりしていて自分好み」と上々の気配で、石野に待ったをかけるシーンも十分考えられそう。センター発進の魚谷も無視できない存在。展開を見据えて抜け出してくるケースも視野に入れておきたい。

菊地がコンマ12のトップスタートを放ちます。伸び返した石野は1マーク先マイするも、空いた懐に菊地と長田が入って接戦状態に。続く2コーナーは、先に回った石野の内に菊地が切り込んで2艇の一騎打ちになります。勝負の2周1マーク、ここでコース優位に旋回した菊地は後続をちぎって先頭を奪取。SG初優勝を飾った2005年から再び、菊地が同タイトル2度目の栄冠に輝いています。