ファイナル絶好枠に乗り込むのは篠崎。足元には不安が残るようだが、地元ファンの声援を背に受け、電光石火の速攻劇を披露したいところ。「スタートして篠崎（仁志）より強めでした」と岡崎が相手筆頭だろう。カド位置から鋭く攻めて篠崎に待ったをかけるシーンも一考。GII初出場にして優出を果たしてきた松竹にも注目したい。アグレッシブに立ち回って上位戦線に食らいついてくるか。

センターの松竹と岡崎がコンマ08のトップスタートを放ちますが、最内構えた篠崎が先マイ体勢に。ターンマークをかすめるように篠崎は素早く旋回すると、まくらせず差させず先頭を奪います。後続に対して大きく水を開けると、次コーナーを先取りして悠々一人旅へ。見事、1着でフィニッシュを迎えた篠崎が、モーターボート大賞を制しています。2周1マークで松竹を抜いた辻が次位入着。