シリーズ3日間を終えて、ここまで未勝利の瓜生だが好枠の利も活かしながら、予選ラウンド最後の一戦を白星で締めくくりたい。「ターン後の押しが良かった」と舟足は決して悪くはないだけに、まずは先マイに持ち込みたい。モーターパワーで瓜生を上回る赤岩。ここも、好実戦足で自在な攻めから強気に立ち回るか。寺田の気配が一息なだけに、湯川はダッシュ攻勢から活路を見出したいところ。外枠両者は湯川の仕掛け次第になりそう。

1コースからコンマ16を踏み込んだ瓜生が、真っ先にハンドルを入れて旋回。まくらせず差させずにクリアすると、瞬く間に他艇を置き去りにします。瓜生はその後も最後まで手綱を緩めることなく航走。完勝した瓜生が白星での予選突破を決めています。1周1マークで差しに構えた湯川が、スルスルと艇を伸ばして2番手に浮上。食い下がる寺田を振り切り、湯川が2着に滑り込んでいます。