3日目のメインは『ニュージェネレーション・スペシャルマッチ』と銘打って、94期以降のファン投票で得票数上位の6選手によって争われる。中心は1号艇の篠崎。自他ともに認める実戦足のよさはメンバー中、随一のものがある。スタートも決まっており、力任せに押し切る算段。次位争いは峰が優位に立つ。数字以上の動きを見せており、篠崎以外となら機力は上位。俊敏差しで迫る。残る4人の気配は平凡。ただ、スピード勝負ならヒケは取らないだけに大差はない。

インの篠崎が1マークを真っ先に旋回していきます。深谷が差して応戦するも、篠崎まではわずかに届かず。グイッと伸ばした篠崎がバックストレッチで一歩前に出ます。篠崎は続く2マークも冷静にクリアすると、単独航走へ突入。そのままがっちりトップをキープした篠崎が1着でゴールラインを通過します。1周2マークを鋭いターンで抜けた峰が2着を取り切り、深谷は惜しくも3着まで。