11レースの絶好枠に篠崎が乗艇する。モーターのパワーは申し分がなく3日目を終えて得点率は8.40の2位につける好調ぶり。ここは予選上位通過を目指しコース有利に先制の図式。萩原も堅実にポイントをまとめている。「バランスがとれて上位」と本人納得の仕上がりで逆転の可能性を秘める。一番差しから食い下がる白井が一角崩し。松井も安定感ある航跡を残しソツなくさばいて連下争いに参加する。

全艇が0台のスリット合戦となりますが、最内の篠崎が伸びて1マークを先マイします。篠崎のターンが膨らんだところに、引き波を超えた原田がまくり差し。両者ほぼ並走状態で迎えた1周2マークは、原田が位置優位に先手を取ります。篠崎に競り勝った原田はここで安全圏を確保。勝負駆けに成功した原田が、準優勝戦に進出しています。競り負けた篠崎が2番手、迫る松井をしのいだ新田が3番手に入着。