茅原が予選ラストカードの絶好枠に座る。シリーズも中盤戦に入り徐々に1コースが強くなってきている流れ、これに乗じてしっかりと逃げてポイントアップを狙う。白井は「乗りづらさがある」とまだ本調子とはいえないが、モーターそのものの力は間違いなく上位。インの茅原を脅かす存在になる。ここは内枠勢が機力で一歩リード、両者の一騎打ちムードに魚谷・秋山らがスピード戦で食い下がる図式となりそう。

ダッシュ勢が好スタートを放ちますが、1マークまでに追いついた茅原が先マイ。茅原が僅かに流れたところを魚谷がまくり差し、舳先をかけていきます。ほぼ並走状態から、パワーに勝る茅原が魚谷をねじ伏せて2マークを先取り。ここでリードを確保した茅原が1着でゴールしています。1周2マークで握って仕掛けた魚谷に対し、内から角谷が急接近。角谷は続く2周1マークで魚谷を引き波に沈め、2着を取り切っています。