予選ラストまでモツれた得点トップ争い。制したのは峰竜太だった。しかし、太閤賞の時ほど余裕はなく、「中堅。乗りにくさがある」と歯切れの悪いコメント。絶好枠を味方に、優勝戦のポールポジション獲りへ再度、気合いを注入する。機力上位の服部がこれに肉薄。転覆艇のアオりを受けた4日目は度外視できる。バックの伸び比べに持ち込めれば逆転可能。「スタートは行きましょう！　見えてるし、気持ちよく早いのが行けると思う」と話す井口に一発の魅力を感じる。

コンマ07の鋭発ショットを決めた井口が勢いよくまくっていきます。グイグイと艇を伸ばした井口が1マーク先取り。バックストレッチで峰が詰め寄っていくも、冷静にさばいた井口が2マークも先頭でクリアします。ここで決着をつけた井口は、その後も安定した走りでゴールラインを通過。ファイナル進出を決めています。2周2マークで切り込む峰にあおられた中田は、ターンが大きく乱れて後退。峰が熾烈な2着を取り切っています。