2日間を終えて未勝利の小野だが、内から行く分には特に問題の無い舟足を確保している。得意の逃げ速攻戦に持ち込んで中心の一戦。日毎に実績のあるモーター51号機を仕上げてきている廣中は自在旋回からバックで艇を合わせていきたいところ。一撃攻勢があるとすれば、初戦から軽快かつ力強い実戦足を誇っている大山を指名したい。リズムも良く乗れているだけに脅威の存在。出足関係に手応えを掴んでいる島田は追撃態勢を築いて道中勝負に徹していきたい。

インの小野が立ち遅れたところを廣中がまくっていきますが、ターンが膨らみ流れ加減。その空いたブイ際に大山が角度よく差しハンドルを入れます。大山は直線でグイグイと艇を伸ばすと、次コーナーを先取り。ここでセーフティーリードを確立した大山が、最後までがっちりと首位を死守して1着でゴールします。見せ場を作った廣中は追撃仕掛けるも2着まで。3着は小野が取り切っています。