初日は6着スタートと出遅れてしまった松井だが機力的には、まだ巻き返しは十分に図れるとみたい。同体スタートから1マークを押し切って主導権を握る一戦へ。馬袋は差しハンドル主体の攻めから自在に立ち回っていきたいところ。追撃一番手から道中勝負に徹したい。「ターン回りは悪くない」と実戦向きの仕上がりになっている野長瀬。手堅く展開を捉えるレース運びで、持ち味のしぶとさを発揮したい。市川はスタート勝負で他を出し抜ければ面白い存在になりそう。

吉田と市川がコース動いて、142/365の進入となります。市川がトップタイミングで飛び出すと、豪快なまくり一撃。市川は綺麗な弧を描いて一気に内4艇を飲み込みます。バックストレッチで一艇身のリードを築いた市川は、続く2マークも先にクリア。ここで市川が首位を確保します。そのまま手綱を緩めることなく走り切った市川が1着でフィニッシュ。今シリーズ2つ目の白星を獲得しています。