山川は4日目前半の6枠を2着でクリアし、続く後半は一気まくりの強い勝ち方。予選をオール3連対でまとめて得点率トップに立った。グッと流れもよくなり技機に充実。準優の一番も外に負けないスタートを決めて押し切る公算が大きい。地元の松本と土屋が優出へ好気合。得意の2コースからシャープに差して松本が肉薄。土屋も機力は見劣らず一発踏めるパワーがある。しぶとい廣中も連下で一考したい。

ほぼ横一線のスタートとなり、インコースに陣取った山川が先マイ。山川はまくらせず差させずのターンで1マークを通過すると、一気に突き放していきます。早々に独走態勢に突入した山川は、その後も危なげなく航走。山川が逃げ切り勝ちを収めて、優勝戦に弾みをつけています。3周2マークまでもつれた松本と廣中の2番手争いは、懐に鋭く切り込んだ松本が先着。廣中が3着に入っています。