予選は11レースで終了。瓜生の31号機は2連率なりの仕上がりになってきている。互角のスタートを踏み込めれば逃げ切りが通用しそうな舟足は確保。魚谷は差しに捲りと自在かつ活発に攻め立てて、バック水域は追撃態勢を築きたいところ。内枠両者に割って入る存在とならば辻か。実戦足の良さを活かしてシャープに間隙を突くレース運びへ。今垣は内へ動くならば手強いが現状では中堅クラスの舟足だけに一撃攻勢までの勢いはなさそう。

ほぼ横一線のスリット合戦から、瓜生が位置有利に1マークを先取り。魚谷と辻が懐を狙うも、勢いよく伸びた瓜生が瞬く間にリードを広げます。早々に決着をつけた瓜生は、他艇に付け入る隙を与えずにトップを快走。そのまま先頭でフィニッシュし、予選1位通過を果たしています。次位は辻と今垣が接戦模様。僅かに前を行く今垣を2周1マークで辻が捕えて、2着を取り切っています。