3日目から3連勝と大きくポイントアップに成功した市川が12レースの絶好枠を占める。伸びを中心に仕上がりは良く、ピット離れも良い方ならばインコースは譲らない構え。しっかりとスタートを決めて逃げ切り、ファイナルの1号艇を視野に入れる。三角が冷静に差してバック追走の形を作るが、矢後も握って回り2マーク勝負に持ち込みたい。田中、濱野谷も旋回はシャープ。市川の逃げを巡る次位争いは混戦模様となった。

田中がスローを選択して、進入は枠なり4対2。全艇早いスリットから市川が先行していきますが、ターンで振り込みます。後続がもつれるアクシデントの中、いち早く立て直したのは大場。堅実な航走で最後まで走り切った大場が勝利して、優勝戦に駒を進めています。2着に矢後、3着に三角で、3連単5-3-2は124,970円と波乱の決着。なお、1号艇の市川は妨害失格、4号艇の田中と6号艇の濱野谷が転覆失格となっています。