出足関係は納得の仕上がりになっている河合の18号機。準優勝戦の再現となる逃げを放ってシリーズを締めくくるか。1マーク先取りから余裕を持った旋回を決めたい。4日目から3連勝と勢いに乗る佐藤が対抗格。差しに捲りの両面策から自在に立ち回って内へ鋭く迫っていきたいところ。穴的存在ならば「しっかりバランスが取れている」という高野。内枠両者の間隙をシャープに突き抜く走りで挑む構え。稲田はスタート勝負から活路を見出していきたい。

展示通り仲口が2コースまで動き、162/345の進入隊形。真っ先に1マークに辿り着いた河合が先マイします。佐藤がまくり差し、仲口が差しを仕掛けるも、河合までは届かず。グイッと艇を伸ばした河合がバックストレッチで首位の座を確保します。そのままがっちりリードを守り切った河合が特別戦を初制覇。2周1マークで高野を振り切った仲口が2番手に入線し、3番手に高野が入っています。