6戦5勝の大山が得点率トップ通過を果たした。惜しくも4日目は3着だったが、驚異的なパワーで歴代女王達を圧巻し、スピードターンが炸裂。準優勝戦もしっかりと逃げ切り、ファイナルの絶好枠を勝ち取る。大山の逃げを巡る次位争いは混戦。松本は的確な差しハンドルで順走狙い。行き足の良い堀之内は持ち味のスタート力発揮から、握って回って2マーク勝負へ。この仕掛けに乗りたい小野は五分のスリットが条件。随所に巧技が光る日高も道中戦に持ち込めれば。

大山と堀之内が0台と気合いのスタートを繰り出して、最内から大山が1マークを先マイ。冷静な旋回で独走スタイルへと持ち込んだ大山は、次の2マークも難なく先制していきます。その後も丁寧に航走を続けた大山が1着で入線。大山が今節6つ目となる白星とともに、ファイナルの絶好枠を獲得しています。差して順走した松本は2着に入り、最後の椅子をゲット。堀之内、小野、日高の熾烈な3着争いは小野が取り切っています。