選考勝率8.29でドリーム戦の1号艇を手にした桐生が主役。今年は2月に関東地区選手権、6月にG1太閤賞を優勝。近況のリズムもよく、実績通りに水面相性も良好。しっかりとスタートを決めて、インから主導権を握る。対抗は毒島。鋭角差しでバック併走に持ち込めれば、逆転の目も出てくる。井口はまくり、まくり差しの両面策から抜け出しを図りたいところ。篠崎はフルダッシュから、1マークはシャープなまくり差しが理想形。スムーズなら突き抜けてくる。

ほぼ横一線のスリットから最内の桐生が先マイを放ちます。桐生は瞬く間に先頭に躍り出ると、次のターンマークもきっちりクリア。バックストレッチで早々と独走態勢に突入した桐生は、周回を重ねるごとに後続との差を拡大します。最後まで丁寧に航走を続けた桐生が真っ先にゴールラインを通過。ドリーム戦を制し、幸先のいい滑り出しとなっています。1周2マークで角度よく差した井口が次位入線。