準優ラストカードは進入から目が離せないメンバー構成。外枠の江口、松井は間違いなく動いてくるはずで、勝敗の行方は内枠勢がどこまで深くなるのかがポイントになる。ただ、絶好枠の田村はインを譲らぬ構え。石野、桐生も抵抗を見せるとみた。ならば、田村の逃げ速攻が第一感。機力も後押し。石野も日ごとに舟足アップに成功している。伸びを中心に仕上がりは上々で、コース次第でまくり、差しと自在に変化。桐生は全速ターンから2マーク勝負で優出を目指す。

江口と松井が動き、156/234の進入隊形。カドから鋭発ショットを決めた石野が一気に内へ絞っていきます。石野が3艇を飲み込むまくり一撃！　きっちり1マークをクリアした石野が早々に首位を確保します。その後も安定した航走で周回を重ねた石野が1着でゴールラインを通過。1周1マークを差した木下が優勝戦最後の切符を手にしています。3着に田村が入り、2-4-1は11,990円の万舟決着に。