3日目まで未勝利の松井だが、予選ラストカードで巡ってきた絶好枠で勝ちを意識。1マークを先に回ってしまえば、押し切り可能な舟足は備えている。スタートに集中して先マイは譲らない。オール2連対は途切れた藤岡だが、変わらず仕上がりはいい状態。高勝率機らしい動きは見てとれ、強気な攻めで逆転を狙う。遠藤の舟足が日毎に上昇中。秦も「ターン回りはいい」で、大外枠でも軽視はできない。

伸び返した松井が先マイしますが、遠藤の差しが届いて並走状態に。1周2マークは遠藤が先に回っていきます。差し返した松井が今度は舳先をかけると、両者は激しいつばぜり合いを展開。迎えた2周1マーク、内優位に先行した松井が遠藤を引き離し、一艇身ほどリードを奪います。最後までキープした松井が1着でゴールイン。勝負駆けに成功しています。見せ場を作った遠藤は惜しくも2着まで。