菊地が東海地区選の連覇に照準。低調機を立て直した手腕もさることながら、他の追随を許さないスタート力も存分に発揮してきた。スリットでハナを切ってしまえば、アッサリ一人旅。圧勝で締めくくるか。逆襲に燃える池田。予選ラストの5着が響き、得点率トップを明け渡した経緯がある。ここ3年、愛知勢のVはなし。地元のプライドにかけて一騎打ちを挑む。3度目の制覇を狙う井口に、悲願のG1奪取をもくろむ磯部も虎視眈々。ハイレベルな大一番となりそうだ。

トップスタートを決めた菊地が1マークを先制するも、池田が角度よく差しハンドルで応戦。池田は直線で菊地を捕えると並走状態に持ち込みます。一進一退の攻防で迎えた2マーク、位置優位に旋回した池田がセーフティーリードを確保。周回を重ねるごとに後続との差を広げた池田が1着でゴールし、東海地区選手権を制しています。2着に菊地、3着に谷野が入り、3連単2-1-6は13,240円の万舟決着に。