一月末締めの1年間の選考期間で、勝率トップをマークした徳増がドリーム戦の1号艇にエントリー。前検日のスタート練習は機勝率通りパワフルだった辻、近況絶好調の前本が機歴を覆してスリットからのぞく雰囲気はあったが、持ち前の速攻力を駆使し、インから外の攻めを遮断する逃走劇に期待する。辻が素早く差しに構えてバック追撃。決定力が高い吉川は、柔軟なコース取りから機動力前面に1マークを攻めて立てる。6枠の前本はコース取りが鍵となりそうだ。

スタート展示と同様に前本が動きを見せるも、今垣が抵抗して本番は枠なりの3対3となります。カドから仕掛けた上平は、吉川のブロックで攻めきれず。徳増が1マークを先取りしていきます。バックストレッチで大差をつけた徳増は、最後まで危なげない走りでゴールイン。徳増がドリーム戦を制し、幸先よく滑り出しています。混戦の次位争いは、1周2マークを堅実にさばいた前本に軍配。