ドリーム戦は1枠にエントリーされた毒島が中心。前検日のスタート練習はスリット近辺の行き足に余裕がなさそうだったが、12レースなら機を立て直す時間はたっぷりあり機の底上げは十分。フライングの足かせはなし、互角以上のスタートを踏み込んで逃げを打つ。2枠の石野は低調モーターとあり、出足が仕上がる傾向にある35号機の桐生が逆転の一番手。センター3コースからフルターン攻勢で毒島に迫る。特訓の気配が良かった吉川、瓜生も展開を突いて浮上図る。

トップスタートを決めた瓜生は枠遠く。1マークまでに追いついた毒島が、他艇に付け入る隙を与えずシャットアウトします。先頭に立った毒島は力強く艇を伸ばすと、あっという間に独走態勢へ突入。毒島が最後まで手綱を緩めることなく逃げ切り、ドリーム戦を白星で飾っています。2番手争いは1周1マークをまくって優位になった桐生が、続く2マークで切り込んできた田村をさばいて入線。